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除草剤の知識 Vol.2 除草剤で樹木は枯れる?

今、何かと話題の除草剤。

今回は「除草剤で樹木は枯れる?」というテーマで書いていきます。

まず、「除草剤」という化学物質は、その名の通り「草を除去する剤」です。つまり、雑草除去の為に作られた物になりますね。

しかしながら、雑草は「植物」。樹木も「植物」です。影響が出そうなイメージありますよね。

そのイメージ、大正解です。除草剤に限らず、化学物質を植物に散布すれば、何らかの影響が出ます。

人間だってそうですよね。例えば食器用洗剤を誤って体内に入れてしまったら、体調不良になったりします。

除草剤は、雑草(植物)を枯らす為に作られた化学物質ですから、樹木に影響が出るのは「当然」とも言えます。

除草剤には、葉や茎から吸収させて枯らす「葉茎処理」と、土壌に処理層を作り長期間雑草発生を抑える「土壌処理」のタイプがあります。

葉茎処理は、その名の通り「葉や茎」。土壌処理は「根」から吸収させるタイプ。・・・と覚えておくと良いと思います。

さて、樹木を枯らす可能性が高いタイプはどちらでしょうか?

樹木は、主に根から水分を吸収し、成長していきます。つまり、土壌に除草剤成分があると、吸収し続け、いずれは枯れると推測出来ます。

よって、「土壌処理のタイプが樹木を枯らしてしまう可能性が高い」と言えます。

土壌処理型の除草剤は、粒状・粉状の物が多いです。パッケージの説明書に、必ず、樹木付近への散布について書かれていますので、その通りに使用するように、お願いします。ご自宅の庭の大切な庭木を誤って枯らせてしまう事になりかねないです。 (※もちろん、粒状・粉状の除草剤でも、樹木付近に散布出来る物も多数あります。)

また、枯れないからといって、葉茎処理タイプの除草剤を樹木付近に散布する時も注意が必要です。葉茎処理タイプの除草剤は、原液を水で希釈するタイプが多いです。この希釈倍率を間違えてしまったり、極端に多量散布したりすると、樹木にも影響が出ます。ましてや、「雑草に対して効きが良くなると勘違いして、原液をそのまま散布」は絶対にやめましょう。

最後に、除草剤には「適用作物」という項目が説明書に必ず記載されています。(ゆくゆくブログで詳しく説明したいと思います)

これを読んで、樹木付近に散布していいかどうかを確認する事も非常に大事です。

前回と同じ事を書きますが、除草剤は正しく使って、除草作業の軽減につなげていきましょう。

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